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どうも、管理人のjunです。
みなさんは本をどのように保管していますか?
定期的に購入したりすると、小説でもどんどん嵩張っていきますよね。
でも、新しい書籍が発売された時、ついつい欲しくなってしまいますよね。。。
今回は本の保管や、管理についてみなさんのお悩みの小さな手助けになればと思います。
なぜ紙は劣化するのか
紙の原料となる木に含まれるリグニンという成分と、製造過程で使用される硫酸アルミニウムにより、劣化の原因が生まれます。
このリグニンという成分は木に元々含まれているのですが、光に反応して変色してしまう性質があるのです。
これが黄ばみの原因となってしまっています。
もう一つ、硫酸アルミニウムは水分と反応して紙の主成分であるセルロースを分解してしまうのです。
これにより古い書籍がパリパリになってしまうことになります。
これを酸性劣化といいます。
また、通常カビが発育できるだけの水分を紙は含んでいませんが、室内の空中湿度が高い状態が続いたり、雨漏り、漏水などで紙の湿度が高い状態が続くとカビの発生の原因となるので注意しましょう。
保管のNG行為
①直射日光が当たるとこでの保管
日光には本の劣化や黄ばみの原因となる紫外線、赤外線といった光が含まれていますので
日に長時間照らされていると、いわゆる日焼けが起きてしまいます。
窓際や、蛍光灯を使用している部屋に置かないようにしましょう。
②段ボールでの保管
段ボールは木材を加工して作られています。そのため吸湿性が高く、湿気が溜まりやすい状態になりカビ発生の原因になります。
また、段ボール内で重ね積みをしてしまうと、本が歪んだりページ同士がくっついてしまう・インクが薄くなることになるので避けましょう。
③掃除をしない
本のホコリを除去するなどの掃除をしないと、ホコリに湿気が溜まったり虫が寄ってきたりして傷める原因になるので、定期的に掃除をしましょう。
ホコリは主にカーテン・衣類・その他インテリアの繊維クズなので生活している上で避けようのないゴミの一つです。さらに外部からの花粉・細かな砂なども含まれることもあり
衛生面的にもよくないので、定期的に掃除をしましょう。
④重ね積みで保管する。
段ボールに保管と重複する部分もありますが、本が増えてくると置き場に困って重ねておいてしまうこともありますよね。
積んでしまうと1冊ではさほど重さはありませんが、量が増えてくるとページが歪んだり、ページ同士がくっついてしまう原因になります。
また重ねた際に、変に型がついてしまったり変形の原因になりかねないので、立てて保管するようにしましょう。
本の保管方法
1.直射日光を避ける
あらためて、日光には本の劣化や黄ばみの原因となる紫外線、赤外線といった光が含まれていますので
窓際や、蛍光灯を使用している部屋に置かないようにしましょう。
書類関係もインクが薄くなり文字が読みにくくなってしまいます。
もし置く際は遮光カーテンや、ブラインドを使いましょう。また蛍光灯からLEDライトへの交換もおすすめいたします。
2.湿度や温度に注意する
本をカビから守るためには室内の湿度や温度を適切に保ちましょう。
高温多湿の状態は紙に限らずカビの発生を促してしまうことになりかねません。
本を適切に保管する温度は18℃〜22℃、湿度は40%〜60%と言われています。
3.本立て・本棚を使う
重ね積みではなく、本立てや本棚を使用して立てて保管しましょう。
ただ、その中でもぎゅうぎゅうに詰めると、出し入れの時に折り目がついたり、歪む原因となるので、多少なり余裕をもって立てましょう。
見栄えも良くなりますし、また読みたい気持ちになりますよ。
4.虫対策を行う
「チャタテムシ」「シバンムシ」「シミ」これらは高温多湿を好んだり、本についているノリやホコリなどに寄ってきます。
この虫の死骸がアレルゲンとなってアレルギーを引き起こしたり、他の虫を呼び寄せる原因の
見かけたら、スプレータイプの駆除剤や、掃除用のコロコロ・ガムテープなどで駆除しましょう。
掃除機を使うと、その虫が掃除機の中で繁殖してしまったり、吸い込み口から出てきて被害が広がる可能性がありますので掃除機は使わないようにしましょう。
保管時のおすすめアイテム
1.本立て
少量の書籍・漫画本をお持ちの方でしたら本立てがいいです。
最近では100均の商品でも純分なものもございますし、オシャレで利便性に長けたものも多くありますので、自分の部屋の様式にあった本立てを選べます。
立てる際は、なるべく垂直におき、しおりや広告などの入れっぱなしに気を付けましょう。ページの変色の原因になってしまいます。
2.本棚
本を中量から大量に持っている方は本棚を活用しましょう。
サイズ・デザインともに種類が豊富で、所持している本の量によって選べて、綺麗に整列させると見栄えも良くインテリアとしても優秀です。
天板部分にホコリが溜まりやすかったりするので定期的な掃除と、場所をとる可能性もありますので購入の際は本棚のサイズの確認は必ず行いましょう。
3.マガジンラック
服・スポーツ系の雑誌収納ならマガジンラックがおすすめです。
雑誌は書籍ほどの厚みがないので立てることは難しいのですが、マガジンラックは横向きに建てるので表紙も見えやすく傷めにくくあります。
大量の収納が難しいものが多いので、先月号・先々月号の雑誌などは適切に処分するなどしましょう。
4.ブックカバー
本の表紙にかぶせるカバーで、デザインや耐久性に優れたものも多くあります。
表紙自体を覆ってしまいますので何本なのかわからなくなってしまわないように、背表紙部分にラベルをつけたり、シールを貼りたくない方は、耐久性は劣るかもしれませんが透明のカバーもございますので是非、活用しましょう。
まとめ
本の素材も種類により異なるものもございますので、所持している本の量、種類を確認して本にあった保管方法を選びましょう。
また、本に関するアイテムはたくさんありますので出来るだけ活用し本を守りましょう。
快適なBook Lifeを!!
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