※本ページはプロモーションを含んでいます。
どうも、管理人のjunです。
のめり込んだり感情移入しすぎると読むのがキツい、けど読みたい!って漫画ありますよね。
誰しもが思っていて、ただ行動に移さないだけでみんながやりたい気持ちって皆さん抱えてるものだと思います。
今回紹介する読むと続きが気になる漫画は『少年のアビス』!
作品概要
作品名 :少年のアビス
作者 :峰浪りょう(みねなみ りょう)
ジャンル :ヒューマンドラマ
連載開始 :2020年~2024年
巻数 :全18巻
あらすじ紹介
何もない町、変わるはずもない日々の中で、高校生の黒瀬令児は、“ただ”生きていた。家族、将来の夢、幼馴染。そのどれもが彼をこの町に縛り付けている。このまま“ただ”生きていく、そう思っていた。彼女に出会うまでは――。
生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今”を映し出すワールドエンド・ボーイ・ミーツ・ガール、開幕――!!
『少年のアビス』の感想・おすすめポイント
『少年のアビス』(峰浪りょう)は、その独特な暗い雰囲気と複雑な人間関係が強く印象に残る作品です。この作品は、地方都市に暮らす少年・黒瀬令児が抱える絶望や、彼を取り巻く大人たちとの危うい関係を描いています。感想としては、以下のような点が多くの読者に強く響くポイントです。
1. 重たいテーマ
『少年のアビス』は「閉塞感」や「絶望」を大きなテーマにしており、地方の小さな町で将来に対する希望を見いだせない若者の苦悩が描かれています。主人公の令児を通じて、社会の抑圧感や、夢を抱くことが難しい現実がリアルに描写されています。
2. 大人との歪んだ関係
物語の重要な部分は、主人公が巻き込まれる大人たちとの危うい関係性です。教師やアイドル、家族といった存在が、彼を引き込む「アビス」の象徴的な役割を果たしており、その一方で彼ら自身もまた深い闇を抱えています。これが物語のダークさをさらに引き立てています。
3. キャラクターの多面的な描写
登場人物たちは一見するとステレオタイプに見えるかもしれませんが、物語が進むにつれてそれぞれのキャラクターの深層心理や背景が明らかになり、彼らが抱える孤独や欲望が浮き彫りになります。どのキャラクターも一面的な「悪」や「善」ではなく、誰もが傷つきながら生きている姿が描かれており、非常に共感を呼びます。
4. 美しいアートと不穏な空気感
峰浪りょうの絵は非常に繊細で、美しい描写が多いですが、その絵の美しさがかえって物語の不気味さや緊張感を引き立てています。特にキャラクターの表情や目に見えない「空気感」の表現が巧みで、読者に心理的なプレッシャーを与えるような描写が光ります。
5. 次々と展開する衝撃的な展開
物語は予想外の方向に進むことが多く、サスペンス要素も含まれています。登場人物たちがどんどん壊れていく様子や、感情の揺れ動きが巧みに描かれているため、次に何が起こるのか気になり、一気に読み進めてしまうという声が多いです。
『少年のアビス』は、一筋縄ではいかないテーマと、読み手に強い衝撃を与える展開が特徴的な作品です。読む人によっては重すぎる部分もあるかもしれませんが、心に深く刻まれるような物語と言えます。
『少年のアビス』はここで読める!
その他いろいろなWebサイト・アプリで読めますので是非、ご覧ください!
作者紹介
峰浪りょう先生は小さいころは絵を描くのが好きであったが、中学生になると小説が好きになっていたため、絵を描かなくなっていたそう。
もともと小説家を目指しており、10代のころから小説の投稿をしていたが、なんの賞にもかからず結果が出なかった。
りょう先生の父が購読していた『ビッグコミックオリジナル』に新人漫画賞の結果発表が掲載されており、大賞賞金300万円を偶然目にした峰浪は、「マンガってすごい」と思い、漫画を描いてみようと考えたそうです。